やる気の源はどこにある?

スポーツを頑張る子どもたちのやる気を、私たち大人はどう支えていけるのでしょうか。水泳の指導者をしていた頃も、スポーツメンタルコーチになった今も日々考え続けています。

やる気(=モチベーション)には、大きく分けて2つの種類があります。
それが「内発的動機づけ」「外発的動機づけです。

例えば、「泳ぐのが楽しい!」「もっと速くなりたい!」と本人の中から自然に湧いてくる気持ちは、内発的動機づけです。これは自分の興味や楽しさが原動力となり、行動そのものが目的となる為、モチベーションが長く持続する傾向があります。

一方、「褒められたいから」「ご褒美があるから」という理由で頑張るのは、外発的動機づけです。外からの働きかけによって生まれるやる気であり、きっかけにはなっても報酬が目的になる為、長くは続かずにモチベーションが下がりやすい傾向があります。

大人として大切なのは、外発的なきっかけを与えつつ、内発的な動機づけへと育てる関わりです。

例えば、試合で勝った時に「すごいね!」と褒めるだけでなく、「今日の試合でうまくいったところはどんなところ?」と問いかけたり、「練習で取り組んでたターン、うまくいったね!」と声をかけたりすると、子どもは自分自身の成長に気付くきっかけになります。

やる気の源を「外からの評価」から「自分の喜びや納得感」へと移していく関わりが、夢中になって続ける力を育てるカギになるのです。そんな関わり方で子どもたちの成長を見守っていけたらいかがでしょうか?

又、選手の皆さんは、誰かに褒められるために練習していませんか?今一度確認してみてください。

誰かの評価をゴールにすると、やる気は波のように上下します。だからこそ「もっと速くなりたい」「あの技を決めたい」といった自分のワクワクを思い出すと、練習がぐっと楽しくなります。

「この競技を始めたきっかけは何だったっけ?」
「楽しい!って思う瞬間はいつだろう?」
「どんな時にもっとやりたいと思うのかな?」

今、自分が頑張っている理由を再確認して、自分がどうなりたいのか今のやる気を見つめてみましょう。やらされる練習より、やりたい!と思ってやる練習の方が力になります。勝つ為だけじゃなく、自分の成長の為にやれたら最強ですね。

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