新年がスタートして約3週間。皆さんは立てた目標に向かってどのように取り組み、どのような変化があったでしょうか?
目標を達成するためには“どんな目標を設定するか”がとても重要です。単に「頑張る!」だけでは気持ちが続かなかったり、成果に結びつきにくかったりします。目標を立てるとき、「ちゃんと達成できるか不安…」「そもそもどう設定すればいいのかわからない」と悩ぶ選手も少なくありません。私自身、現役の競泳選手時代から数えきれないほど目標を立ててきました。そして指導者として、たくさんの選手の目標と向き合ってきました。
そこで今日は、いくつかある目標設定の際に押さえておくべき大切なポイントの中から【やる気が続く!目標設定のコツ】を3つに絞ってお話しします。
① “ワクワクする”目標を立てよう
まず大事なのは、「自分が本当に達成したい!」と思えるかどうかです。たとえば「親に言われたから…」「みんながやってるから…」という理由では、途中でモチベーションが下がってしまいます。
心が動く目標には、エネルギーの源になる“なぜ叶えたいのか”という想いが存在しています。それは「自己ベストを更新したい」「もっと自信を持ちたい」「将来こうなりたい」という、自分自身の内側から出てくる願い。苦しい時の踏ん張りどころを支えてくれるものにもなります。
あなたの目標は、あなた自身の“ワクワク”から始まっていますか?
② “達成可能で具体的”な目標を立てよう
「速くなりたい」「強くなりたい」も立派な想いですが、ここから一歩進んで、「〇月の大会で〇秒で泳ぎたい」など、数字を入れてみましょう。達成できたかどうかを客観的に判断できるように記録や時間、回数や頻度など数値で測れるようにします。目標が具体的で数値化されていると、そこまでの「道のり」も見えてきて行動に移しやすくなり、成長が見えるようになります。
そして、大きな目標は小さなステップに分けていくのもコツ。高すぎると挫折の原因になってしまいます。今の自分のレベルを正しく見つめ“今日できること”に落とし込めると一歩一歩進んでいけます。少し頑張れば手の届く設定にし、達成することでモチベーションを高めていきましょう。
あなたの目標は、どれだけ前に進んでいるか分かるものになっていますか?
③“期限がある”目標を立てよう
「いつか達成したい」ではなく「いつまでに達成する」と期限を設定しましょう。期限があると行動に“今やるべきこと”が見えてきます。
期限があるからこそ、「いつやるのか」「どの順番でやるのか」が明確になり、練習の質も上がります。「そのうちやろう」はいつまでも動き出せません。アスリートは特に“時間の使い方”がパフォーマンスに直結します。
あなたの目標は、締め切りがあるものになっていますか?
この3つを踏まえて、もう一度立てた目標を見直してみてください。見直せたら是非、書いて見える場所に置いておきましょう。頭の中だけにある目標は、日々の忙しさの中で埋もれてしまいがちです。紙に書いて毎日目に入る場所に貼っておくだけでも意識が変わってきます。たとえば、練習ノートの1ページ目や、スマホの待ち受けに設定してもOK!見るたびに「そうだった、私これを目指してるんだ!」と気持ちが引き締まります。
「頑張る!」だけでは続きません。だからこそ、“正しく立てた目標”はあなたの成長をグッと加速させます。うまくいかない日があっても、目標があればまた立ち上がれます。そんな目標を一緒に育てていきましょう。
今年一年もあなたの“頑張る”を“夢中”にするお手伝いができたら嬉しいです。
