「捉え方が変われば心も変わる」

中学生時代にあれだけ楽しみだった大会が、高校生になってからはウォーミングアップが始まると決まって腹痛が起こるようになってしまった私。

当時の私は、それを「自分はメンタルが弱いからだ」と責めていて、
「タイムが出せない自分が恥ずかしい」とか、
「レースに出るのが怖い」とか、
「逃げたくてたまらない」とか、
そんな風に感じることが辛くて仕方ありませんでした。

皆さんにも試合前に緊張しすぎて苦しくなったり、たくさん練習してきたのに怖くなってしまった経験はありませんか?

もし、同じような悩みを持つ選手がいるとしたら力になりたいという想いもスポーツメンタルコーチを目指すきっかけとなったわけですが、 スポーツメンタルコーチの資格を取得するにあたって『捉え方が変われば心も変わる』ということを学びました。

あの腹痛は、弱いとか怖いとかではなく、勝ちたいとか期待に応えたいという「本気で勝ちたかった」証だったんだと、今なら分かります。 一生懸命練習して、誰よりも自分に期待していた。だからこそ、うまくいかなかったらどうしようという気持ちが体に出ていただけだったのです。

もし、あの時の自分に一言掛けられるならこう言います。
『怖がってもいいよ。それだけ頑張ってきたんだもんね。』と。

感情は、敵ではありません。「弱い心」ではなく「大切なものを守ろうとする心」からくるもの。 見方を変えるだけで、その感情が味方になる瞬間があります。

競技をしていると、自分を責めたり、感情を押し殺したりしてしまいがちです。でも、感情を無理に消す必要はありません。 大切なのは、その感情にどんな意味を与えるか。つまり「捉え方」です。

試合で負けて泣いてしまうのは「気持ちが弱いから」ではなく❝それだけ一生懸命だった証拠❞。
勝負どころで消極的になるのは「勝負に弱いから」ではなく❝それだけ本気で勝ちたかったから❞。
ミスを引きずるのは「気持ちの切り替えができないから」ではなく❝それだけ真剣に考えているから❞。

捉え方が変われば、心の風景も変わります。 そして、その一歩がパフォーマンスを変える大きなきっかけになるのです。

今、怖さや不安と向き合っている選手へ。
その心はあなたが本気で競技に向き合っている証です。
是非、そう思っている気持ちに別の意味をつけるとしたら?と考えてみてください。
きっと、私は進む力を持っていると言えるようになると思います。

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